「「中国現代大衆文化与社会変遷国際検討会」参加報告」

村井寛志「「中国現代大衆文化与社会変遷国際検討会」参加報告」
(『近きに在りて』第50号、2006年)

1.概況
本稿は、昨年末(2005年12月18〜19日)、上海・華東師範大学にて開催された、「中国現代大衆文化与社会変遷国際研討会」の参加記である。主催は、華東師範大学歴史系、中国社科院近史所民国史室、歴史研究雑誌社の共催。2日間に渡り、37の報告が12の分科会に分けられ、2部屋同時進行で行われた。報告者の内訳は、所属別に分けると、中国(大陸)18人、アメリカ8人(内4人は中国系)、香港、台湾、日本から各3人、フランス、シンガポールから各1人で、日本からは坂元ひろ子氏、三澤真美恵氏、筆者を加えた3名の報告があった(小浜正子氏も司会として参加)。
(下略)