2008-01-01から1年間の記事一覧

 12月例会 中尾知代『日本人はなぜ謝りつづけるのか―日英〈戦後和解〉の失敗に学ぶ―』合評会

CSF

以下、CSF12月例会のお知らせです。著者の中尾さんからは、「本に出てくる「英国大使館制作『和解への道程』情宣ビデオや、聴き取りDVDも公開します」英国で製作された外務省「和解への道程」ビデオや、聴き取りDVDも公開します。各国の和解事情比較と…

 調査から戻る

マレーシア、ヌグリ・スンビラン州の華人新村についての聴き取り調査の2回目をやってきました。 マレーシアに興味を持ったのは、10年くらい前にアジア農村研究会の企画でマレー人農村を訪れたのがきっかけ。自身マレー語ができないので、通訳を通しての聞き…

Cultural Studies Forum (CSF) 6月例会 (訂正版)

CSF

「変動する中国社会とどう向き合うか―オリンピック・反日・地震をめぐる表象とインディペンデントな文化活動から―」 餃子事件、チベット暴動(と聖火リレーをめぐる軋轢)、四川大地震(から見える社会問題)など、今年に入って、中国関係のニュースを目にし…

マレーシア華人村落における抗日と冷戦の記憶

神奈川大人文学研究所共同研究グループ 「植民地近代性の国際比較」 <第3回研究会> 半島マレーシアでは、40年代末〜50年代初頭、マラヤ共産党対策として、当時農村部 に分散居住していた華人を強制的が集住させられた。この時に形成された「新村」と呼 ば…

 グローバリゼーションと東アジアにおける公共性の変化

下記研究会のコメンテーターをやることになりました。かなり役不足な感じはしますが、まあ頑張るしかないです。 ―――――――――――――――――――――――― 慶應義塾大学 東アジア研究所 プロジェクト 「グローバリゼーションと東アジアにおける公共性の変化」 第4回 研究会…

3月例会 アパデュライ再考

CSF

各位 次回のCSFでは、90年代中葉以降、グローバル化・移民・空間などに関わる文化研究の動向に大きな影響を与えてきたアルジュン・アパデュライの理論について取りあげ、『さまよえる近代』の翻訳者の門田健一さんをお迎えしながら検討してみたいと思います…