Cultural Studies Forum (CSF) 5月例会のご案内

Cultural Studies Forum (CSF) 5月例会のご案内

◎日時: 5月21日(土) 15:00〜

◎会場: 武蔵大学 7号館3階 社会学部実習室2 7308教室
(交通案内・キャンパス地図 http://www.musashi.ac.jp/kotsu/

◎論題:「<ジャパニメーション>に見るグローバリゼーション下のナショナリズム

◎報告者:木村智哉千葉大学大学院・視覚文化研究)
  ディスカッサント:清水知子(山梨大学・英文学/文化研究)

◎報告要旨:
近年の日本では、アニメーションを自国のアイデンティティの一つとして語る言説が広く流布され始めている。本報告では第一に、そうした言説と、それに基づいた行政の新たな動向を整理する。また第二に、この流れの中で特に大きく取り扱われている二人の作家、宮崎駿押井守の作品を取り上げ、そこに見られるナショナルな表象を、前述の政治と言説との関係を踏まえつつ分析していく。

◎参考文献・映像資料
清水知子「ネズミとモンスター ポスト冷戦とソフトパワー地政学
(『ユリイカ』2004年12月号)

出来れば、『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』、『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』、
イノセンス』の4本の映画のうち、どれかを見ておいていただければ幸いです。