6月例会 中国における「参加型」メディアの勃興とジャーナリズムの新展開+劉暁波をめぐる諸現象

中国公民社会研究会6月例会
 本来3月にやるはずだった例会を中止して以来活動を休止してましたが、久々に例会を開きたいと思います。報告二本立てです。一つは、3月に報告して頂く予定だった章蓉さんに博論構想についての御報告を、もう一つは、現代中国知識人研究の第一人者として知られる及川淳子さんに御報告を頂けることになりました。
 奮って御参加下さい。
 なお、会場は昨年まで使用していたところとは異なっていますので、ご注意下さい。

◎日時:2011年6月10日(金) 18:00開始
 ※当初6月10日(土)と書きましたが、金曜が正しいです。
◎会場:(財)東洋文庫 新本館7階 会議室(詳細はメール末尾)

◎報告1
 報告者: 章蓉東京大学大学院)
 報告題:「中国における「参加型」メディアの勃興とジャーナリズムの新展開――ネットメディアの事例を中心に――」(博論構想)

◎報告2
 報告者: 及川淳子(法政大学客員学術研究員)
 報告題: 「劉暁波をめぐる諸現象
 概要:
 ノーベル平和賞を受賞した劉暁波については、本人が獄中にいることや中国当
局の反発などが報じられる一方で、劉暁波自身の思想について広く知られるよ
うになったとは言い難い状況にある。この報告では、第一に、劉暁波の思想と行
動を象徴する3つのフレーズ「未来の自由な中国は民間にあり」「社会を変え
て政権を変える」「私には敵はいない」を中心に、劉暁波の思想を概観する。第
二に、日本における関連資料の出版状況を紹介し、劉暁波について論じること
が現代中国を研究するスタンスの再検討となっていることについて議論を試みたい。

◎会場詳細:
〒113-0021 東京都文教区本駒込2-28-21 (財)東洋文庫 新本館7階 会議室
電話:03-3942-0146
地図は、http://www.tbcas.jp/ja/access.html