「中華人民共和国成立前後における都市社会・文化の変容―空間と生活の再編―」

直前になってしまいましたが、下記の催しが行われます。
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関係者各位:

お世話になっております。上海史研究会事務局員の金久です。
この度日本上海史研究会は、国際シンポジウム
中華人民共和国成立前後における都市社会・文化の変容―空間と生活の再編―」を下記の通り開催いたします。皆様奮ってご参集のほどよろしくお願い申し上げます。

日時:2007年9月22(土)〜23日(日)
会場:日本大学通信教育部本館ミネルヴァー・ホール(千代田区三崎町2−2−3)
会場までのアクセスは以下のURLをご参考ください。http://www.cd.nihon-u.ac.jp/hll.html 

プログラム:
一日目 9月22日(土)
10時30分〜12時
開会の辞・問題提起 郄綱博文(日本大学
基調報告 熊月之(上海社会科学院歴史研究所)
「从跑马厅到人民公园人民广场:历史变迁与象征意义」

13時30分〜15時 第1セッション
報告1 大沢武彦(国立公文書館 アジア歴史資料センター):
中国共産党による戦時動員と都市社会−戦後内戦期の哈爾浜を中心として」
報告2 李培徳(香港大学):「上海の工商業者に対する中共の統一戦線工作」(仮題)
コメンテーター:久保亨(信州大学

15時30分〜17時 第2セッション
報告1 岩間一弘(千葉商科大学):
「『党群』関係のはざまで―上海の公私合営企業における『資本家代理人』の『思想改造』、1953〜1956年」
報告2 林美莉(中央研究院近代史研究所):
「上海會計師的改造與轉業,1949-1956」
コメンテーター:張済順(華東師範大学)

18時〜20時 レセプション

二日目 9月23日(日)
9時30分〜11時 第3セッション
報告1 森平崇文(東京大学大学院):
「上海の労働者アマチュア演劇と淮劇−1950年代を中心に」
報告2 姜進(華東師範大学):
「断裂与延续:1950年代上海的文化改造」
コメンテーター:吉澤誠一郎(東京大学

11時15分〜12時45分 第4セッション
報告1 菊池敏夫(神奈川大学附属高校):
「1949年前後の上海の百貨店」
報告2 宋鑽友(上海社会科学院歴史研究所):
「从限制纱布南运到统购统销——贸易政策的变化与易代之际的上海广东人口异动(1946−1956年)」
コメンテーター:村井寛志(神奈川大学

14時〜15時30分 第5セッション
報告1 小浜正子(日本大学):
中華人民共和国成立後の言語空間の変容―新聞紙上の生育問題関連言説から」
報告2 Christian Henriot(Lumière-Lyon 2 University-CNRS)
Scythe and Sojourning in Wartime and Postwar Shanghai
コメンテーター:裴京漢(新羅大学)

15時45分〜17時  総合討論
ディスカッタント:石島紀之(フェリス女学院大学)、奥村哲(東京都立大学

進行:金野純(日本学術振興会
通訳:葛濤(上海社会科学院歴史研究所)、吉田豊子(中央大学

* 資料費1000円、レセプション参加費3000円を徴収致します。
* 参加を希望される方は、できるだけ9月19日までに郄綱(takatsuna@gssc.nihon-u.ac.jp)まで御一報下さい。その際、9月22日のレセプションの出欠もご連絡をお願いします。
* なお、本シンポジウムは科学研究費基盤(B)「中華人民共和国成立前後における『移民都市』上海の変容に関する歴史的研究」(代表:郄綱博文)によるものです。