4月例会「昭和30年代ブーム再考──『ALWAYS三丁目の夕日』を起点に」

21世紀に入って、ノスタルジーを主題とした食玩・復刻・テーマパーク・レトロ調商品、ゲーム、映画のヒットと、「昭和30年代ブーム」が花盛りな状況にあります。特に、戦後60周年の年だった2005年秋に公開され大ヒット(270万人動員)した映画『ALWAYS三丁目の夕日』はこのブームのシンボルとも言える存在です(ちなみに
続編が今年11月に公開されます)。また、この作品は、第29回日本アカデミー賞最優秀賞を12部門受賞(ほぼ独占)し、社会的に高い評価を受けました。
 今回は、「昭和30年代ブーム」とは何だったのか(何なのか)、
 その政治的意味を考えてみたいと思います。
 GW中、お忙しい折とは存じますが、
 みなさまのご来場をお待ちしております。(文:千葉慶)

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CSF4月例会

論題「昭和30年代ブーム再考──『ALWAYS三丁目の夕日』を起点に」

日時:5月3日14時〜17時
場所: 武蔵大学7号館3階社会学実習室2
    (西武池袋線 江古田駅下車)

発表者・発表題目:
 千葉慶「ノスタルジー・ブームとその「様式」──『ALWAYS』を手がかりに
──」
 五十嵐泰正「ノスタルジー・ブームと「コミュニティ」の希求」